ポケモンコレクション 第1世代
こんにちは、「ゆりろは」です。
最近は仕事の事よりも、ポケモンの事を考える時間が増えてきたダメな中年です。
さて、今回は徐々に揃いつつある、妻に内緒の「ポケモンコレクション」の一部をご紹介しようと思う。
コレクションというものは、やはりコンプしてなんぼである。
そうなると「赤・緑」から揃えるべきだが、どう考えてもプレイしないであろうものに高額な資金を投入できるほど私のお小遣いは潤沢ではない。
本来はプレイせずとも当時の箱説付きの完品を購入するつもりではあったが、よもやプレミア価格になっているとは思いもよらなかった。
24年も前のソフトなら当然とはいえ、あれほど流通したのなら大してプレミアは付いていないのではないかと踏んでいたが、予想を大幅に超えてきた。
という訳で、私がコレクションに加えたのはこれだ。
ご存知だろうが、これらはニンテンドー3DS用のヴァーチャルコンソール版の第1世代達だ。
因みにシリアルコードはない。
箱と説明書風のシール、そしてカートリッジ風のマグネットが入っている。
要は「側」だけを安価で購入した。
本来、シリアルコードが封入されている「特別版」なのだが、そもそもニンテンドー3DSを所有していないし、プレイの予定もないので雰囲気だけを味わえる「側」だけで十分だと判断した。
シリアルコード付きの完品は、こちらも既にプレミア価格となっているので容易に手が出せなかったという事情もある。
もし、万が一プレイしたくなったのならシリアルコードのみを購入すればよいのだ。
それなら現在でも定価で即プレイ可能である。
もしかすると、いずれ当時のカートリッジで所有したくなるかもしれないが、それまではこちらで満足する事にした。
「ニンテンドー3DS」などの文言が記載されているとはいえ、当時のパッケージを完全に再現しているのは往年のファンには感涙ものだろう。
私はほぼ初見に近いのだが。
説明書風シールやカートリッジ風マグネットも中々趣向が凝らされている。
ファンならば持っておいて損はない逸品だ。
さて、プレイする予定はないが他にも押さえておかなければならないアイテムがある。
そう、攻略本だ。
元宮秀介&ワンナップのものを探したがどうやらこの時代には、まだタッグを組んでいなかったようである。
仕方がないので小学館のものをチョイスした。
「ソード・シールド」のものと比べると信じられない程の薄さである。
着けているのを感じないレベルだ。
そもそも記載すべき情報に差がありすぎるのだろう。
内容は十分に要所を押さえており、この「薄い本」で事足りる。
こんな所にも時代の流れを感じられる。
読んでみると、攻略だけではなく当時の「ポケモン」の置かれた状況や次回作の構想など歴史資料価値の非常に高い一冊だ。
余談だが、この表紙に描かれた後ろ姿の女の子が「ファイヤレッド・リーフグリーン」の主人公の少女のモデルになったそうだ。
どの辺りかはわからないが。
ちなみにピカチュウ版も網羅した「完全版」なるものもあるようだが、こちらはプレミアが付いていて手が出せない。
いずれお小遣いが貯まったら考えたい。
という訳で今回は第1世代(この言葉も最近覚えた。これから多用したい)のコレクションをご紹介した。
次回は気が向いた時に第2世代をご紹介したいと思う。
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カントー制圧
こんにちは、「ゆりろは」です。
最近は仕事が忙しくて中々、ポケモンの世界へ旅立てないでいる。
だが、できる大人はどんな状況下でも仕事のパフォーマンスの質を維持する為に適度に息を抜き、リフレッシュの時間を捻出できるものなのだ。
という訳で晴れて「ポケモンリーグチャンピオン」に就任した。
どちらかと言えば現実世界より、こちらの世界の方がより質の高いパフォーマンスを発揮できているような気もするが。
長男チョイスのベストメンバーに死角はなく、もはやレベルも四天王の手持ちを軽く凌駕している為「舐めプ」状態であった。
初めてこの言葉を使ってみたが、正にそれである。
殿堂入り後、ナナシマを巡り「ネットワークマシン」を完成させた。
これで386種類制覇の為に「ルビー・サファイア」からポケモンたちを呼び寄せる手筈が整った。
この「ナナシマ」は「ファイアレッド・リーフグリーン」でのみ遊べる追加マップであり、「金・銀」に登場するポケモンの一部が出現する。
およそ20種類程度の新たなポケモンを手に入れ、いよいよカントー制圧の最後の砦へと向かう。
そう、「ハナダシティ」の洞窟に住まう、あの「ミュウツー」である。
そう、逆襲やら何やらする、あの「ミュウツー」である。
しかし何も恐れる事はない。
Lv70は確かに脅威だが、こちらの推しメン達も皆Lv70を越えている。
ここは迷わず1ターン目で「マスターボール」だ。
これにて難なくカントー制圧である。
そして現れた「スイクン」の体力を地道に削り6度目の対峙で、眠らせてようやく捕獲に成功。
長男の「ライコウ」とキャッチアンドリリースで図鑑に新たに2種類が登録された。
しかし、まだカントー150、ぜんこく26。
ぜんこく制覇まで、まだまだ果てしない道が続いているようだ。
「エンテイ」をどうすべきかと云う新たな問題が浮上してしまったが、現時点で「ファイアレッド・リーフグリーン」で成すべき事は取り敢えず終了である。
(因みに長男の薦めにより決戦直前で泣く泣くリザードンを外した。)
総括としては
私は「赤・緑」を未プレイの為、比較は出来ないが基本的なシステムやシナリオはほぼ相違ないと聞く。
ポケモンの性別・性格の追加によって広がった要素、ヘルプ機能、ダブルバトル、新マップなどの追加部分を抜きに考えても、いかに初代の時点で完成されていたゲームかが解る。
シナリオのボリューム不足は確かに否めないが、それを補って余るほどポケモン収集は楽しめた。
収集だけではなく、レベルを上げて進化させなければいけなかったり、その進化も特定のアイテムが必要だったり、交換が必須条件であったりと飽きさせない工夫が散りばめられている。
繰り返しになるが、これらが初代から実装されていた事は非常に驚きである。
当時、死にかけていた「ゲームボーイ」を復活させるほど子供達が熱狂したというのも頷ける。
社会に出て結婚し子供が生まれ、私の生活からゲームの存在がすっかり消えてしまっていたが、久し振りにゲームの楽しさを満喫でき、そして何より子供と一緒に同じものに夢中になり、同じ目線で楽しめた。
そんな掛け替えのない時間をくれた「ポケモン」に感謝したい。
何だか最終回のようなコメントになってしまったが、まだまだ冒険の旅は続くのである。
「赤・緑」のリメイクをクリアしたのだから時系列的には「金・銀」をプレイすべきだろうが残念ながらゲームボーイは所持していない。
無論、ゲームボーイアドバンスでもプレイ可能なのは知っているが、「ファイアレッド・リーフグリーン」と交換ができないのは痛い。
やはり、ここはニンテンドーDSを購入して「ハートゴールド・ソウルシルバー」をプレイすべきであろう。
そんな事を考えていた刹那、長男が既に「サファイア」をプレイしている事に気付いた。
仕方あるまい、先ずは第3世代をクリアして全国図鑑386種類を制覇するとしよう。
という訳で、冒険の舞台はホウエン地方へと移るのである。
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打倒!ロケット団
こんにちは、「ゆりろは」です。
よくよく読み返してみると、プレイした感想をほぼ書いてない事に気付いた。
感想としては、
すごくおもしろい。
以上である。
さて、「ナツメ」「カツラ」と立て続けにジムリーダーを余裕で撃破し、残りのジムバッジはいよいよ最後の一つとなった。
この時点での私の手持ちラインナップは
「リザードン Lv67」
「ピジョット Lv61」
「フシギバナ Lv63」
「ギャラドス Lv65」
「フーディン Lv60」
「ゲンガー Lv63」
「バトルサーチャー」を使って、16ばんどうろでちまちまレベル上げをしたおかげで今のところ敵なしである。
ちなみにこのメンバーは長男のイチオシである。
四天王の手駒を分析して導き出された最強の布陣らしい。
いや、厳密には「ピジョット」はいらないと言われたのだが、外す訳にはいかなかった。
何せ丹精込めて「ポッポ」から育てた愛しい我が子同然のような存在なのだ。
いくら我が子といえど我が子同然には敵わないのである。
さて、ジムリーダーを7人まで撃破し、この自粛態勢の最中優雅にナナシマクルーズを満喫し、カントー制圧まで残り「ミュウツー」のみのところまでに迫った。
ソフトを買い増した事で難なく御三家、イーブイ問題を解決したのだ。
これが大人の力である。
幻の151匹目「ミュウ」は「コロコロ」の懸賞が締め切られて久しい為、手に入れる算段は整っていないが、これも大人の力をもってすれば可能性はなくはない。
そして、シナリオもようやくポケモンチャンピオンが射程圏内に入ってきたが、よくよく思い返してみると図鑑を埋める為のポケモン捕獲や不必要なレベル上げなどをせずに、シナリオだけを追ってプレイしたのならば2~3日もあればクリアできるのではないだろうか。
どうやら、「ポケモン」とはそういうものらしい。
脇道で遊んで本線に戻ると瞬く間に進んでしまう。
改めて私の認識が間違っていた。
「図鑑完成を目指すゲーム」と前にも書いたが、これほどまでにシナリオ部分がオマケ程度であるとは思わなかった。
これはモンスター収集もできるRPGではなく、RPG形式のモンスター収集ゲームなのだろう。
自分の抱くイメージに囚われて、実は本質が全く見えていない事は往々にある。
踏み込んでみて、初めてそこに広がっている景色が見える事だってあるのだ。
食べず嫌いで、チャレンジすらしなければ得れたはずの物も得られず人生を損してしまう。
そういった事も「ポケモン」は私たちに伝えようとしているのかもしれない。
いや、してない。
ジムリーダー最後の一人は、あの「サカキ」である。
そう、曲者揃いのロケット団を束ねる、あの「サカキ」だ。
あまりピンときていないが、とにかくあの「サカキ」なのだ。
(この「サカキ」)
相手にとって不足はない。
これまで幾度か対峙してきたが、今度ばかりは極めて熾烈な戦いが待ち受けているだろう。
しかし私の持てる力を総動員して憎きロケット団の野望を打ち砕くのだ。
いざ、決戦の地へ!
秒で勝てた。
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幻のポケモンを追い求めて
こんにちは、「ゆりろは」です。
SEGAマニアの私がよもやGBA2台持ちになろうとは全くもって「ポケモン」恐るべしである。
こうして私は、妻の前では長男に向かって「いつまでゲームやってるんだ!」などと威勢の良い事を言っておいて、影でこそこそと二人で通信交換する日々に明け暮れていったのである。
ただ、2台持ちをもってしてもカントー制圧にはまだまだ苦難が待ち構えていた。
そう、御三家の選ばなかった残り1種類とイーブイ問題だ。
ご存知の通り、イーブイは「ファイアレッド・リーフグリーン」の時点でも3種類に進化する為、どうしても残り1種類をゲットできない。
だが、もう既に「ポケモン」にどっぷりとハマっていた私にはある考えがあった。
コレクター魂が燃え盛っていたのである。
全ての「ポケモン」を手に入れてみせる!と「ゴウ」ばりに。
と言っても「ポケモン」ソフト自体である。
こうなったら、対応する本体を2台ずつ買い、ソフトも全種類集めるのだ。
ただ、コレクションするのなら箱説のない「ファイアレッド・リーフグリーン」は頂けない。
完全な状態でなければコレクションとしての価値も薄れてしまう。
という訳で改めて箱説付きの「ファイアレッド・リーフグリーン」を購入する事にした。
コレクション性も高まるし、捕獲できなかった御三家とイーブイの進化版も新たなソフトを通し手に入れる事ができる。
正に一石二鳥である。
よもや、妻も同じソフトを何本も買うとは思うまい。嫁バレの心配もない。
これにより勢い付いた私は、ここから図鑑登録よりも遥かに早いスピードで「ポケモン」を手に入れていったのである。
それはまた、別の機会に譲るとして話をゲームに戻すと、私は割りと早い段階で気付いていた。
全国図鑑386種類を完成させるのは不可能に近いと。
いくら長男とこそこそと通信交換をしようとも、同じソフトを買い増そうとも絶対に手に入らないポケモンがいるのだ。
そう、配信のみで手に入る「幻のポケモン」だ。
この言葉はよく耳にしていたが、よもや本当に「幻」だとは思いもしなかった。
辿り着くのが非常に難しい場所にいるだとか、捕まえるのが極めて困難だとか、そういう意味ぐらいにしか捉えていなかったが、そもそも「通常のプレイでは現れません。(ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン公式ぜんこく図鑑 元宮秀介&ワンナップ著 より抜粋)」レベルの「幻」だったとは。
まぁ、しかし慌てる事もあるまい。
どのみち、「ファイアレッド・リーフグリーン」だけでは幻を除いた380種類ですら揃わないのだ。
カントー地方以外にも「ルビー・サファイア」のホウエン地方をコンプして連れてこなければならない。
それに、攻略本を読むと「ゲームキューブ」の「ポケモンコロシアム」なるものでスナッチしないと手に入らないポケモンもいるようだ。スナッチ?
しかしこれはどうやら「エメラルド」があれば解決するらしい。
「ルビー・サファイア」も「エメラルド」も購入済みだ。問題ない。
本気で「ゲームキューブ」も購入しようかと考えていたが、早目に気付いて良かった。
「ファイアレッド・リーフグリーン」で出来得る事を全てやって、「ルビー・サファイア」をクリアし必要なポケモンを全て捕獲し、「エメラルド」もクリアしてそこでしか手に入らないポケモンを捕まえる。
そして、それらを「ファイアレッド・リーフグリーン」に全て連れていく。
実に気の遠くなる作業だ。
どれ程の時間を要するのか想像もつかない。
そうしている間にもしかすると、また配信されるなんて事があるかもしれない。
いや、されない。
だが、何かしらの糸口が見付かるかもしれない。
そう信じて、とりあえず私はポケモンチャンピオンを目指すしかないのだ。
この時点での獲得したジムバッジは5つ。
道のりは遠く険しい。
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ポケモン交換の旅
こんにちは、「ゆりろは」です。
攻略本を手に入れ、これでようやくカントー制圧の旅支度は整った。
これにより、昼は会社員として世間の荒波に揉まれ、夜は冒険者としてポケモンチャンピオンを目指す日々が本格的に始まったのだ。
現実的には、会社から帰宅後、夕食の後の皿洗いと子供たちのお風呂と寝かし付けがあるので私に与えられた冒険の時間は寝るまでの実質2時間程度。
その時間をフルに使ってしまえば妻のご機嫌を確実に損ねてしまうので、使えてせいぜい半分の1時間か。
その僅かな時間を活用し386種類の図鑑完成を目指す。
この時点での図鑑登録数は12種。
気が遠くなりそうだ。
完成する頃には次の作品が発売されてそうだ。
しかし、私は肝心な事を忘れていた。
そう、「ファイアレッド」のみでは図鑑は完成しないのだ。
忘れていたというのは語弊がある。
厳密には淡い期待をしていたのだ。
もしかすると「ファイアレッド」のみでも完成の糸口があるのではないかと。
その為の意味でも攻略本だったのだ。
しかし、現実はそう甘くはない。
やはり完成には「リーフグリーン」が必要らしい。
元宮秀介氏とワンナップ氏がそう書いていた。
本気で完成を目指すのなら、この令和の時代にゲームボーイアドバンスの「リーフグリーン」を現在進行形でプレイしている人間を見つけ出し、いい年をした中年が交換の交渉をしなければならないのだ。
こんな辱しめは他に聞いた事がない。
何より、そんな人間を見つけ出せるはずがない。
SNSなどを活用すれば見つけ出すのは可能なのだろうが、余程の近場でなければ私のワイヤレスアダプタは届かない。
となると、私もやはり全国各地を「ポケモン交換どうデスカーン」と叫びながら練り歩かなければならないのか。
週末毎に遠征したとして、どれ程の収穫が期待できるのだろうか。
そんな暇はないので、もう1台ゲームボーイアドバンス本体と「リーフグリーン」を購入する事にした。
流石に2台目は妻には内緒だ。
(充電器付きのものを格安で購入)
妻バレを防ぐ為、同じ色のものを探したが、中々見付からずやむを得ず今度はグリーンに。
(今回も箱説なし、ワイヤレスアダプタ付きを購入)
奇しくも、最初に手に入れたピンクの本体と「ファイアレッド」同様、ソフトとの親和性は非常に高いものに。
長男は「シールド」に夢中だが、私の図鑑完成の為、強制的に協力してもらう。
ただ、処女作から完成されたそのシステムのおかげですぐに夢中になってくれた。
「ニンテンドーswitch」の「シールド」からの「ゲームボーイアドバンス」の「リーフグリーン」。
ものすごい落差だ。
画面など6分の1程度だ。
「シールド」のシナリオが終わっているせいか、与えられたゲーム時間の全てを「リーフグリーン」に捧げてくれた。
気が付けば私よりも遥か先を進んでいるではないか。
おかげで今まで手に入らなかったポケモンを交換する事が出来た。
これで私の全386種類の図鑑完成の野望は手に届く所にまで迫った。
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ポケモンからのメッセージ
こんにちは、「ゆりろは」です。
毒にも薬にもならないブログへようこそ。
さて、2回にもわたって、ただおっさんがポケモンを始めたいきさつを説明してきたわけだが、ようやく私なりのプレイした感想を書いていこうと思う。
そもそも、私は「ポケモン」というものに否定的であった。
深く知る前の私が持っていた印象は
・モンスターを捕まえる。
・捕まえたモンスターを戦わせる。
この程度であった。
深く知った後の印象も大差ないのだが。
いくらゲームの世界とはいえど、己を鍛練するのではなく、その辺のモンスターを捕まえて自らは戦わず、それらを使役するのは子供の教育上いかがなものか。と思っていた。
しかし、よくよく考えてみると私たちの生きるこの実社会的にも、使われる側より使う側に立った方が人生を有利に進める事ができる。
もちろん、それに囚われず自らの能力を最大限に活かし個の力のみで人生を切り開く猛者達もいる。
だが、そんな人生を歩めるのはほんの一握りの者達に過ぎないのだ。
大多数が企業という組織に属し、その中での立ち位置によって歩める人生が変わっていく。
ならば、誰もが憧れるような突出した能力がなくとも例え平凡な能力しかなくとも自分の身を置いている環境の中で出来うる限り上を目指し、或いは自らが会社を興し、使う側に立った方が人生を有利に進める事ができるのだ。
そんな社会を賢く生き抜く為のメッセージを「ポケモン」は子供たちに教えてくれていたのだ。
たぶん。
さて、私の「あまり有利に進められていない人生」で初の「ポケモン」、「ファイアレッド」を始めてみた。
起動させると先ずは初老の男性が語りかけてきた。彼が「オーキド博士」か。
流石にこれぐらいは知っている。
私が知ってる博士といえば彼と阿笠博士くらいだ。
ともあれ、マサラタウンのタウンらしからぬ広さに驚きつつも、ある程度進めるとようやく「モンスターボール」なるアイテムを手に入れる事が出来た。
これで私もようやく使う側に立てたようだ。
人生に遅すぎるなんて事はないのだ。
そのトカゲの最初の餌食になったのは「コラッタ」。
十分に痛め付け、息も絶え絶えになったところにモンスターボールを投げつけて捕獲成功。
あまり可愛いくはないが仕方あるまい。
そして、次に現れたのが後の私の相棒となる「ポッポ」だ。
ビジュアル的にはただの鳥だが、名前が気に入った。
そうして捕まえていく内に次第にモンスターを生け捕る瞬間に快感を覚えるようになっていった。
頭の中ではモヒカン頭で「ヒャッハーッ」の状態だ。
誰か私の他に人が居たならば両肩を掴まれ「とりあえず落ち着け」と言われるレベルである。
少しずつ埋まっていく図鑑に、元来収集癖のある私のコレクター魂が絶妙にくすぐられていく。
これは確かにおもしろい。クリアする事よりも図鑑完成を目指すゲームなのだとようやく理解した。
これは是が非でも151種類全て揃えたくなる。
その為にも私にとっての必須アイテムをゲットしなくてはならない。
それは「攻略本」だ。
このご時世、行き詰まればサッとググれば立ち所に大抵の問題は解決する。
しかし、私は昭和生まれのゲーマーなのだ。
RPGをプレイするなら攻略本はマストだ。
という訳で長男と一緒に某BOOKOFFへ。
小学館のものと迷ったが、最新作まで統一感を持たせて揃えられそうな「元宮秀介&ワンナップ」のものをチョイス。
帰宅後、早速中身をチェック。
てか、ポケモン386種類もいるじゃん。
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中年、カントーの地にようやく立つ
こんにちは、「ゆりろは」です。
ポケモンの最新情報や役に立つ攻略情報など一切ない、こんなおっさんの独り言ブログを読んで下さる方がいらっしゃるとは驚愕である。
本当にありがとうございます。
さて、SEGAマニアな私がモンスター相手にボールを投げまくるようになったきっかけだが、勿体ぶってしまったが何の事はない、子供の存在である。
私には現在3人の子供が居るが、今年小学4年生の長男が2年程前からポケモンにハマった影響という至極シンプルなものだ。
いくら親がSEGA信仰者といえど、子供も「セガマークⅢ」や「スーパー32X」が欲しいとは言わないものである。
とは言え、当時の我が家にも任天堂製のハードはない。
自分のお小遣いでせっせと「ポケカ」を買いまくり、日曜日には「ポケモンの家あつまる?」とアニメ「ポケットモンスター」を見る程度であった。
それが去年の始めからお年玉とお小遣いを貯め、最新作の「ポケットモンスター ソードシールド」を買うと言い出した。
しかし、私の愛機「SEGA SATURN」では起動しないはず。
聞けば、今年のお年玉まで視野に入れ「ニンテンドーswitch」までも購入する計画だという。
中々の長期計画である。見上げた息子だ。
ほどなくして「ポケットモンスター シールド」を発売日に手に入れた長男は毎日学校から帰ると夢中になってプレイしていた。
脳内で。
ソフトを手に入れてもハードがないのだからそうなる。
「ポケットモンスター ソードシールド」が発売された去年の11月での長男の貯金額は今年のお年玉を加算しても25000円ほど。
見るに見かねた私はクリスマスプレゼントとして10000円を負担して内緒で「ニンテンドーswitch」本体を買ってあげる事にした。
生まれて初めてSEGA製ハード以外を購入したのだ。任天堂の軍門に下った瞬間である。
別に購入した「ニンテンドーswitch風FC互換機」を枕元に置き、あえて一旦下げてからのニンテンドーswitchとのご対面に想像以上に狂喜乱舞してくれた。
それからと云うもの、毎日、妻の逆鱗に触れるほどのポケモン三昧である。
プレイしているのを見ていると、なるほど確かに面白そうではある。
長男に付き合わされて既にポケカのマイデッキまで構築している私である。
カードで慣れ親しんだモンスター達が画面狭しと躍動しているのだ。
自分もやってみたいと思うのは当然の成り行きである。
しかし、私には腑に落ちない部分があった。
初めてプレイするのが最新作というのはいかがなものか。
やはり、やるなら初代からなのではないのか。
そう思うや否や、私はスマホでゲームボーイアドバンス本体とファイアレッドを購入していた。
タイトルに「赤緑から」と書いたが実際にはリメイク作の「ファイアレッド、リーフグリーン」からだ。
いくらニンテンドーswitch以前の所有最新ハードがSEGA SATURNといえど、やはりこの令和の時代に白黒ゲームをプレイするのはキツイものがある。
そういういきさつで私の現在の愛機はピンクのゲームボーイアドバンスSPになった。
色に他意はない。たまたま安かっただけだ。
(サルノリシールは長男がクリスマスのシャンメリに貼ってあったのを剥がして貼ったもの。充電器付きで購入)
(ワイヤレスアダプタ付き箱説なしで購入)
長々と書いてきたが要点をまとめるとこうである。
・私は生粋のSEGAマニアだ。
・でも子供がポケモンにハマッた。
・いつの間にか自分もハマッてしまった。
・どうせプレイすら初代からだ。
以上である。
よもや4行でまとめられるとは。
こうして私は始まりの地、カントーに降り立ち、長男と共に妻の逆鱗に触れる毎日が始まったのである。
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中年、カントーの地に立つ
はじめまして。「ゆりろは」と申します。
このブログはタイトル通り、齢40という人生の折り返し地点で初めてポケモンの世界に足を踏み入れてしまった中年のイタイ日記である。
まずは、そこに至る経緯を説明せねばなるまい。
させて下さい。
私が小学生の時代、世はファミコンブームのまっただ中。
クラスの男子どもの話題はファミコン、ビックリマン、ガンダム、噛みつき婆ちゃん消しゴムが主流だった。
当然、我が家にもあった。
メガドライブが。
(画像は我が家の最新ハード「メガドライブミニ」)
何故、白とえんじが眩しいスマートな印象とは対象的の、黒と、金色の「16BIT」の文字が怪しく光るゴツいハードが我が家にあったのかは定かではない。
だが、そのおかげで私はすっかりSEGAに魅了され、SEGAマニアと化していった。
「打倒!任天堂」である。
携帯機も勿論、白黒のゲームボーイではなく、新品の電池を入れても3時間ももたないカラーのゲームギアである。
クラスメイト達が、やれ「ドラゴンクエスト」だ、やれ「ファイナルファンタジー」だ、やれ「忍者らホイ」だと盛り上がっていた時に私はもっぱら「火激」に夢中になっていた。
そもそも私はRPGが好きではなく、というよりプレイした事がなく「字のでるゲーム」と呼んで毛嫌いしていた。
因みに初めてプレイしたRPGは「ブルーアルマナック」である。ひどい目にあった。
後に「ファンタシースターⅡ」で目覚めるのだが。
話はだいぶ遠回りしているが、そんな私が高校1年生の時に初代「ポケットモンスター 赤緑」が発売された。
勿論、SEGAマニアな私はSEGA SATURNにどっぷりハマっていたし、携帯機と云えば赤緑どころかフルカラーのゲームギアだ。
存在自体は知っていたもののゲットする事など微塵も考えなかった。
それから時は流れて24年。
よもやケンタロスを求めて3時間もサファリゾーンをさ迷う事になろうとは露ほどにも思わなかった。
カントーの地に降り立つまでには、もう少し説明が必要そうなので続きは次回に。
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