幻のポケモンを追い求めて
こんにちは、「ゆりろは」です。
SEGAマニアの私がよもやGBA2台持ちになろうとは全くもって「ポケモン」恐るべしである。
こうして私は、妻の前では長男に向かって「いつまでゲームやってるんだ!」などと威勢の良い事を言っておいて、影でこそこそと二人で通信交換する日々に明け暮れていったのである。
ただ、2台持ちをもってしてもカントー制圧にはまだまだ苦難が待ち構えていた。
そう、御三家の選ばなかった残り1種類とイーブイ問題だ。
ご存知の通り、イーブイは「ファイアレッド・リーフグリーン」の時点でも3種類に進化する為、どうしても残り1種類をゲットできない。
だが、もう既に「ポケモン」にどっぷりとハマっていた私にはある考えがあった。
コレクター魂が燃え盛っていたのである。
全ての「ポケモン」を手に入れてみせる!と「ゴウ」ばりに。
と言っても「ポケモン」ソフト自体である。
こうなったら、対応する本体を2台ずつ買い、ソフトも全種類集めるのだ。
ただ、コレクションするのなら箱説のない「ファイアレッド・リーフグリーン」は頂けない。
完全な状態でなければコレクションとしての価値も薄れてしまう。
という訳で改めて箱説付きの「ファイアレッド・リーフグリーン」を購入する事にした。
コレクション性も高まるし、捕獲できなかった御三家とイーブイの進化版も新たなソフトを通し手に入れる事ができる。
正に一石二鳥である。
よもや、妻も同じソフトを何本も買うとは思うまい。嫁バレの心配もない。
これにより勢い付いた私は、ここから図鑑登録よりも遥かに早いスピードで「ポケモン」を手に入れていったのである。
それはまた、別の機会に譲るとして話をゲームに戻すと、私は割りと早い段階で気付いていた。
全国図鑑386種類を完成させるのは不可能に近いと。
いくら長男とこそこそと通信交換をしようとも、同じソフトを買い増そうとも絶対に手に入らないポケモンがいるのだ。
そう、配信のみで手に入る「幻のポケモン」だ。
この言葉はよく耳にしていたが、よもや本当に「幻」だとは思いもしなかった。
辿り着くのが非常に難しい場所にいるだとか、捕まえるのが極めて困難だとか、そういう意味ぐらいにしか捉えていなかったが、そもそも「通常のプレイでは現れません。(ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン公式ぜんこく図鑑 元宮秀介&ワンナップ著 より抜粋)」レベルの「幻」だったとは。
まぁ、しかし慌てる事もあるまい。
どのみち、「ファイアレッド・リーフグリーン」だけでは幻を除いた380種類ですら揃わないのだ。
カントー地方以外にも「ルビー・サファイア」のホウエン地方をコンプして連れてこなければならない。
それに、攻略本を読むと「ゲームキューブ」の「ポケモンコロシアム」なるものでスナッチしないと手に入らないポケモンもいるようだ。スナッチ?
しかしこれはどうやら「エメラルド」があれば解決するらしい。
「ルビー・サファイア」も「エメラルド」も購入済みだ。問題ない。
本気で「ゲームキューブ」も購入しようかと考えていたが、早目に気付いて良かった。
「ファイアレッド・リーフグリーン」で出来得る事を全てやって、「ルビー・サファイア」をクリアし必要なポケモンを全て捕獲し、「エメラルド」もクリアしてそこでしか手に入らないポケモンを捕まえる。
そして、それらを「ファイアレッド・リーフグリーン」に全て連れていく。
実に気の遠くなる作業だ。
どれ程の時間を要するのか想像もつかない。
そうしている間にもしかすると、また配信されるなんて事があるかもしれない。
いや、されない。
だが、何かしらの糸口が見付かるかもしれない。
そう信じて、とりあえず私はポケモンチャンピオンを目指すしかないのだ。
この時点での獲得したジムバッジは5つ。
道のりは遠く険しい。
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