中年、カントーの地に立つ
はじめまして。「ゆりろは」と申します。
このブログはタイトル通り、齢40という人生の折り返し地点で初めてポケモンの世界に足を踏み入れてしまった中年のイタイ日記である。
まずは、そこに至る経緯を説明せねばなるまい。
させて下さい。
私が小学生の時代、世はファミコンブームのまっただ中。
クラスの男子どもの話題はファミコン、ビックリマン、ガンダム、噛みつき婆ちゃん消しゴムが主流だった。
当然、我が家にもあった。
メガドライブが。
(画像は我が家の最新ハード「メガドライブミニ」)
何故、白とえんじが眩しいスマートな印象とは対象的の、黒と、金色の「16BIT」の文字が怪しく光るゴツいハードが我が家にあったのかは定かではない。
だが、そのおかげで私はすっかりSEGAに魅了され、SEGAマニアと化していった。
「打倒!任天堂」である。
携帯機も勿論、白黒のゲームボーイではなく、新品の電池を入れても3時間ももたないカラーのゲームギアである。
クラスメイト達が、やれ「ドラゴンクエスト」だ、やれ「ファイナルファンタジー」だ、やれ「忍者らホイ」だと盛り上がっていた時に私はもっぱら「火激」に夢中になっていた。
そもそも私はRPGが好きではなく、というよりプレイした事がなく「字のでるゲーム」と呼んで毛嫌いしていた。
因みに初めてプレイしたRPGは「ブルーアルマナック」である。ひどい目にあった。
後に「ファンタシースターⅡ」で目覚めるのだが。
話はだいぶ遠回りしているが、そんな私が高校1年生の時に初代「ポケットモンスター 赤緑」が発売された。
勿論、SEGAマニアな私はSEGA SATURNにどっぷりハマっていたし、携帯機と云えば赤緑どころかフルカラーのゲームギアだ。
存在自体は知っていたもののゲットする事など微塵も考えなかった。
それから時は流れて24年。
よもやケンタロスを求めて3時間もサファリゾーンをさ迷う事になろうとは露ほどにも思わなかった。
カントーの地に降り立つまでには、もう少し説明が必要そうなので続きは次回に。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。