第3世代全国図鑑完成!
こんにちは、「ゆりろは」です。
全国図鑑が完成しました。
ありがとうございました。
(お前のためではない。)
(「ミナル」とは私が毎回ポケモンの主人公に付けている名前だ。)
という訳で、遂に全国図鑑完成である。
先ずはこの困難なミッションを完遂するにあたってご協力、ご尽力下さった皆様方に、この場を借りて感謝申し上げたい。(長男氏、元宮氏、ワンナップ氏、「ルビー」の前所有者氏など)
全世界が歓喜に沸いている事だろうが、くれぐれも渋谷のスクランブル交差点を占拠したり、道頓堀川に飛び込んだりといった行為は控えて頂きたい。
私も本来なら街へ繰り出し盛大に祝杯を上げたい所だが、残念ながら明日も仕事の為自宅で我慢している。
気持ちはわかるが貴兄諸君もほどほどでお願いしたいと思う。
しかし完成まで思ったよりも早かった気がする。
当初は先が見えず気の遠くなる作業かと思われたが、楽しんでプレイしている内にある程度埋まっていた、という印象だ。
「ブラッキー」など、容易に手に入らないポケモンもいたものの、むしろそういった手間や苦労が益々収集欲を駆り立てる結果となったのである。
正にゲームフリークの思うつぼだ。
今回はたまたま前所有者のデータに幻のポケモンが入っていた為全386種類制覇できたが、今後は幻抜きでの図鑑完成を目指す事になりそうだ。
さて、ようやく第3世代をクリアした訳だが、せっかく安くない「エメラルド」を購入したのだから、次のソフトを始める前に「バトルフロンティア」を堪能したいと思う。
長男は早く次を始めたがっているが、そもそも第4世代は何から始めるべきなのか、そこが問題である。
発売順なら「ダイヤモンド・パール」から始めるべきなのだろうが時系列的には「金・銀」を飛ばしている為「ハートゴールド・ソウルシルバー」をプレイしておきたい所だ。
こういった問題が生じてくるのであれば素直に「赤・緑」から順を追ってプレイすべきだったのかもしれない。
そうは言っても後の祭りだし、今更プレイしたところで苦痛を伴うのは想像に難くない。
第4世代をどちらから始めるにしても、既に両方のソフト、そしてニンテンドーDSライトも2台購入済みだ。
後々、第6世代以降をプレイする為にも互換性のあるニンテンドー3DSの購入を推す声も聞こえてきそうだが、それを承知でニンテンドーDSライトにしたのだ。
そう「パルパーク」にて第3世代で捕獲したポケモンを連れて行くためである。
最終的には「ポケモンホーム」を通して「ソード・シールド」へと、いやそこに辿り着く頃には更に2作品ほど発売されているかもしれないが、とにかくその時の最新作へと連れていくつもりだ。
その布石としてのニンテンドーDSライトなのである。
何はともあれ、今はこの偉業達成の余韻に浸りながら、のんびりと「バトルフロンティア」でポケモンバトルの腕を磨こうと思う。
その間にまた長男のポケモン熱が冷めてしまわないといいのだが。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
エメラルド再始動
こんにちは、「ゆりろは」です。
我が家の教育理念として、子供たちには何事も全力で取り組むよう常々言って聞かせている。
勉強やスポーツは勿論のこと、趣味や遊びもである。
しかし、コロナでの自粛で学校に行けず自宅に閉じ籠もっていた時間が長かったせいか、最近はすっかりたるんでしまっているのだ。
特に長男のそれは著しい。
そんな姿を見るに耐えかねて、遂に長男への日頃の鬱憤を爆発させてしまった。
いい加減「エメラルド」に専念しろと。
どうやら私の子を思う気持ちが伝わったようで、4連休はスイッチからGBAへと持ち替えて、「エメラルド」を全力で取り組んだのだった。
子育てとは、時に心を鬼にする事も大切なものである。
そうして中途半端な場所で停滞していた長男の「エメラルド」もシナリオクリアまで迫りつつある。
だが、今更プレイを再開しても私は既に「エメラルド」ですべき事は終了間近だ。
同じ特定のアイテムで進化するポケモンが複数いる為そういった面では役立ったものの(例えば「ヒマナッツ」から「キマワリ」への進化に必要な「たいようのいし」は既に「キレイハナ」で使用した為、長男から拝借した)結局ホウエン図鑑完成の為の通信交換は私の「ルビー」で事足りた。
いくら全国図鑑完成の為にやっているとはいえ、やはりこういったものは誰かと同じタイミングで、同じ目標を持ってプレイするから楽しいのだと再確認した。
要は、長男から一緒に「エメラルド」をしたいと言い出しておきながら、結局私一人で黙々とプレイした事が寂しかったのである。
次にプレイするソフトは、「ファイアレッド・リーフグリーン」の頃のようにポケモン談義に花を咲かせながら、一緒に楽しめる事を願っている。
それには先ず、全国図鑑を完成させて第3世代を終わらせねばならない。
幸い、長男の「イーブイ」は「ブラッキー」に進化した事だし目標達成までそう時間はかからないであろう。
サファリゾーンでのジョウトポケモン捕獲も最後の1種という所まできた。
あとは「ミルタンク」のみである。
他のサファリゾーン産のものは全て進化させて「ファイアレッド」に移送済みだ。
残るはいよいよ僅か3種である。
(こちらの「オドシシ」を捕獲するのに1時間以上もかかってしまった)
危うくさらっと流してしまいそうになったが、そう遂に「ブラッキー」に進化したのである!
(見よ!これが「ブラッキー」のご尊顔だ!)
全世界の歓喜の雄叫びがこちらまで聞こえてきそうだ。
私も「ブラッキー」の姿を確認した瞬間、長男と抱き合い喜びにむせび泣いた。
何かと暗いニュースばかりの世の中にこんな明るい話題をもたらしてくれた長男に今月のMVPを送りたい。
次回の更新ではいよいよ、皆が狂喜乱舞するであろう「全国図鑑完成」という、この夏最大のホットなニュースをお届けできるだろう。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
二度目のホウエン図鑑完成
こんにちは、「ゆりろは」です。
睡魔という名の己の弱さに打ち勝ち、ようやく通信交換完了である。
早速、実家のある「ミシロタウン」に帰省しオダマキ博士の居る研究所へと急いだ。
フィールドワーク中心の活動で有名な博士だが、この日は運良く在宅中であった。
そして遂に、「この夏手に入れたいポケモン」堂々1位に輝いた「チコリータ」を譲り受けたのである。
無論、私の心のランキングだ。
(堂々の1位)
すぐさま手持ちに加え「がくしゅうそうち」を持たせて再びポケモンリーグに参戦。
軽くリーグ3連覇を果たし、瞬く間に「メガニウム」へと進化させる事に成功したのである。
これでジョウト御三家とその進化形が揃った。
先日、睡魔と戦いつつサファリゾーンで7種類のジョウトポケモンを手に入れたので全国図鑑完成まで、あと残り16種類だ。
まだまだ数字的には多く感じられるかもしれないが、私が未所有のジョウトポケモンの内、サファリゾーンで手に入るのは全部で12種なので残りは僅か5種である。
今回手に入れた
「ホーホー」→「ヨルノズク」
「メリープ」→「モココ」→「デンリュウ」
「ヒマナッツ」→「キマワリ」
「クヌギダマ」→「フォレトス」
「ブルー」→「グランブル」
「ヒメグマ」→「リングマ」
「デルビル」→「ヘルガー」
へと「チコリータ」の要領で進化させれば、完成まで残りたったの3種だ。
その3種の内の「ウソッキー」と「ドーブル」は、どうやらバトルフロンティア周辺で手に入るようなのでサファリゾーンでの捕獲が完了次第、直行する予定だ。
そして残るは私のポケモンライフを散々苦しめてきた「ブラッキー」だ。
こちらは長男に命運を託したので、今は黙って待つしかない。
ともあれ、あれ程までに夢見てきた「全国図鑑完成」が手に届く所まできている。
辛く過酷だった、ここまでの道程を思い返すと涙を禁じ得ない。
しかし感傷にばかり浸ってはいられないのである。
まだまだすべき事が私を待ち受けている。
前述の通り、サファリゾーンすらまだ制覇できていないし、捕獲した7種を進化させねばならない。
そしてバトルフロンティアの入口周辺での捕獲。
更には、それら全てを「ファイアレッド」へと通信交換にて移送しなければならない。
実に慌ただしい限りだ。
のんきに仕事などに行っている場合ではない。
特に最後の通信交換が最大のネックである。
単調な作業に睡魔が容赦なく襲いかかってくるのだ。
今こうしている間にも何度、意味不明な文章を書いたかわからない。
歳を重ねると起きていられる時間が限られてくるのである。
それはともかく、あと一歩の所まで来ている。
それは紛れもない真実だ。
だがしかし、この令和の時代に第3世代の全国図鑑完成に躍起になっている中年がどれ程いるのだろうか。
そして、それを逐一ブログに綴っている中年が。
たまにふと、そうやって冷静になってみると何故だか涙を禁じ得ない。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
Pリーグ制覇
こんにちは、「ゆりろは」です。
「エメラルド」によるホウエンの旅を始めてからまだ10日程度だが、ポケモンリーグ制覇である。
シナリオを最優先にしてプレイしたとはいえ、こんなにも早くシナリオクリアするとは。
「ポケモン」に於けるクリアの平均日数がどの程度なのかはよくわからないが、何とも短い旅路であった。
だが、まだホウエン図鑑は未完成である。
今回は「グラードン」も「カイオーガ」も両方手に入れる事ができる仕様だが「エメラルド」には出現しないホウエンポケモンも多数存在する為、通信交換が必須なのだ。
とはいえ、私の「ルビー」と通信交換すればすぐにでもホウエン図鑑完成だ。
しかしあと僅かという所で未だ足踏み状態である。
最近はプレイする時間を確保するのがやっとで、中々通信ケーブルをもう1台のGBAに繋いで交換できる状態までセッティングする、という所まで辿り着かない。
「プレイしながら、いつの間にか眠ってしまっていて気が付いたらバッテリー切れで苦労が水の泡」を繰り返している。
そんな中で、どうにかリーグ制覇したが、この「寝落ち」がなければもっと短時間で成し遂げていたであろう。
全国図鑑完成の為に今後警戒すべきなのは、「睡魔」と「妻の目」だ。
僅かな時間をポケモンに費やしている私を見る目が、前にも増して険しくなってきている気がする。
「エメラルド」を長男にも買い与えた事はどうやらバレていないようだが、私宛てに届く荷物のチェックも厳しくなってきている。
中身は当然「ポケモン」関連だ。
私の少ないお小遣いの中からやりくりしているというのに、何故見咎められなければならないのか全く以て腑に落ちないが、警戒しておくのが得策であろう。
これ以上機嫌を損ねてしまえばプレイ自体を禁止されてしまいかねない。
そうなってしまえば小学生以来の惨劇である。
今後は適度に妻の相手をし、ご機嫌を伺いながら、拡張されたサファリゾーンにてジョウトポケモンを約20匹程捕獲しつつ、通信交換でホウエン図鑑を完成させてジョウト御三家をもらい、そして長男の「エメラルド」にて「ブラッキー」に進化させる。というミッションをこなさねばならない。
会社から帰宅して寝るまでの僅かな時間でこれらを遂行するのは中々骨の折れる作業だ。
いっそのこと会社にGBAを持って行ってしまおうかとも思うが、最後の最後で立つ鳥跡を濁しまくる事になってしまいそうなので、思い止まっている。
「ブラッキー」は長男に委ねるとして、通信交換も気合いを入れて1時間ほど集中してやれば済ませられる数だ。
問題はサファリゾーンだろう。
レアなものは出現する事自体が希であったりするため、恐らくかなりの時間を有するであろう。
約20種の中には進化形も含まれているので捕獲する実数は若干減るが安易なミッションではない。
目標である、今月中の全国図鑑完成に暗雲が垂れ込めてきたが、完遂すべく、この記事を上げ次第サファリゾーンへ向かおうと思う。
だが、心配は無用だ。
今日は充電しながらのプレイ、と万全の態勢である。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
親から子へ託すもの
こんにちは、「ゆりろは」です。
何としても「アストロシティミニ」の購入の許可を得る為に語尾に「~アストロシティミニ」を付けようかと思案中のSEGAマニア兼中年ポケモン初心者です。
サブリミナル効果である。
前回ご紹介した通り、悲しい事に私のイーブイはみたび「エーフィ」へと進化してしまった。
この悲報に全世界が涙に明け暮れている事だろう。
これ以上の悲劇を私は他に知らない。
それにしても時計の電池とは昼間以外に止まる事はないのだろうか。
こうなってくると、長男に買った「エメラルド」が意味のあるものになってきた。
もはや可能性はこれ以外にない。
だが、勿論長男の「エメラルド」も「でんちぎれのためにとけいがうごかなくなりました」だ。
発売から10年以上が経過しているとはいえ、どいつもこいつも電池切れである。
私の心の電池はいつでもフル充電だというのに。
何かうまい事を言ったような気になったが意味がわからない。
とにかく私に残された最後の希望である長男の「エメラルド」に私の全国図鑑完成の運命を託すしかない。
祈るような思いで孵りたての「イーブイ」を送り込んだ。
40年生きてきて初めて「電池が切れたのが夜でありますように」と云う特殊な願いを神に祈ったのだった。
この祈りが通じたかどうかは今現在まだ判明していないが、きっと長男がやってくれるに違いない。
やるときはやる男だと私は信じている。
かくして、私の図鑑完成の命運は長男が握る事になったのだが、相変わらずの「にゃんこ大戦争」である。
猫同士のケンカのどこに、そんなにも惹かれる要素があるのか理解に苦しむが、ここは耐えるしかない。
とにかくその案件は長男に託し、私は一刻も早くホウエン図鑑完成を成し遂げねばならない。
ジョウト御三家も残りのジョウトポケモン捕獲もそれを成さねば何も始まらない。
開始当初は2周目ホウエンに辟易していたものの、推しモンが進化を遂げたり、図鑑が徐々に埋まっていく様に段々と引き込まれていっている。
未だ「ルビー」との差違は僅かだと云うのに、やっている事はほぼ同じだと云うのに、やはり「ポケモン恐るべし」である。
シナリオは現在、停滞しているものの私の「ルビー」との通信交換によってホウエン図鑑も着実に完成に近付いている。
全国図鑑完成という人類未踏の偉業の達成まで、そう遠くはあるまい。
貴兄諸君は歴史の証人になるのだ。
皆がそうであるように、私も武者震いが止まらない。
今、妻がふいに鼻で笑ったがきっと私の事ではない。
とにもかくにも、胸を張って新たな会社に入社できるよう今は何を差し置いても、このミッションをやり遂げねばならない。
刻一刻と退社日が近付いてきているが引き継ぎなど二の次である。
心苦しいが私の将来がかかっているのだ。
だが、倒産に遭い、拾ってもらった恩もある。
その恩は「全国図鑑完成」で返そうと思う。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
イーブイ進化!
こんにちは、「ゆりろは」です。
かくして野郎二人による女子会のようなホウエンの旅が再び始まった訳だが、長男はやはり今までのように夢中になってプレイする、という事はなくなった。
「にゃんこ大戦争」を主として、たまに「ベアナックル4」で気分を変え、余った時間で「エメラルド」をプレイするといった具合だ。
私の懐を痛めさせておいて、いい度胸である。
さて、誰もが待ちわびていたであろう今回の攻略本をご紹介しよう。
(当然ながら元ワンだ。)
この文献を開いてみて驚いた。
私の積年の疑問、「バトルフロンティア」とは何か?
に対する明確な回答が示されていたのである。
攻略本とはそういうものだ。
しかし一読してみても、いまいちルールが掴めないような複雑なものばかりである。
日々「死」に向かって退化している中年の初心者には敷居が高そうだ。
自分の育て上げたポケモン達の能力をいかんなく発揮させる、というよりいかにポケモンバトル自体を理解しているかが問われるようである。
ちなみに「バシャーモ」に習得させている技は「にどげり」「ブレイズキック」「かえんほうしゃ」「だいもんじ」だ。
私のポケモンバトル指数がどの程度かご理解頂けるであろう。
戦略も何もあったものではない。
シナリオクリアに於いては何も支障はなく、むしろ無双状態だが、このようなテクニックを有するバトルでは生まれたての小鹿も同然である。
とにもかくにも、そこに辿り着く為には先ずはシナリオクリアが先決だ。
現在、滞在しているのは「ヒマワキシティ」。
緑溢れる、大変自然豊かな街である。
というより、ほぼ自然そのものだ。
密林の中にひっそりと佇むポケモンセンターやジム。
とても同じ文明とは思えない。
ジムリーダー「ナギ」に辿り着くまでに少々手間取ってしまったが、超攻撃的布陣で難なく撃破。
ポケモンリーグまで残るバッジは2つ。
ホウエン図鑑も長男や「ルビー」を駆使して着実に揃ってきている。
そして、私の相棒のイーブイがようやく新たな姿を私に見せてくれたのだ。
途中、手持ちから外してうっかりそのまま忘れてしまっていた為、余計な時間がかかってしまったがようやく全世界待望の瞬間が訪れたのである。
思えば、ここまで本当に長かった。
長男のイーブイが私のと同じ「エーフィ」に進化した時は思わず長男に怒鳴りちらした。
時に親とはそういった厳しさも必要なものである。
これ以上焦らしても顰蹙を買いそうなのでそろそろご覧頂こう、これが私のイーブイの新たな姿である!
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
もう一つのエメラルド
こんにちは、「ゆりろは」です。
あれほどまでに「ポケモン」にどハマりしていた長男だったが、最近は若干飽き気味のようで自分のお小遣いで「にゃんこ大戦争」なる物騒なゲームをダウンロードしてプレイしまくっている。
つい最近までは、寝ても覚めても「ポケモン」、口を開けば「ポケモン」、何だったら語尾に「~ポケモン」まで付けていたというのにどうした事なのか。
もう既に第3世代以降もあらかた揃え、いつでも「ポケモン」を満喫できる環境だというのに。
人は欲しくて欲しくてたまらなかったものでも、それがいつでもいくらでも享受できる環境下に置かれると、やがて興味を失ってしまうものである。
これは恋愛に於いても似た事が言える。
意中の相手が振り向いて、いつでも自分の傍らに居てくれるようになると、別の誰かに興味が移ってしまったりする事がある。
それを避けるには、相手に自分を小出しにしてみたり新たな一面を見せたり等して適度に刺激を与えることだ。
そんな事を「ポケモン」に飽きてしまった長男に言って聞かせた。
その説法が効いたのかどうかは定かではないが、唐突に自分も「エメラルド」がしたいと言ってきたのだ。
しかし、セーブデータは一つしか残せない。
となれば
これである。
また私の貴重なお小遣いが消えてしまった。
余計な事は口にするものではない。
かくして2馬力体制で「エメラルド」をプレイする事になったのである。
手痛い出費ではあったが、これでホウエン図鑑の完成が加速度的に早まる事になるだろう。
しかし、ここで一つの問題が生じてしまった。
そう、長男と通信交換をすれば私が選んだ主人公が女の子だとバレてしまうのだ。
日頃、威厳に満ちた父親がゲームで女の子をプレイヤーにしているのだ。
その衝撃や落胆は想像に難くない。
私に対する尊敬の眼差しが侮蔑の視線へと変わり、交わす会話も徐々に減っていく。
そして、信じていた者から裏切られた事により自暴自棄になり、やがては不登校になる。
夜な夜な街へ繰り出しては、良くない連中とつるむようになり、犯罪に手を染めてしまう。
そうなると待っているのは一家離散だ。
私が女の子を選んでしまったが為に、幸せだった家庭が音を立てて崩れ去ってしまうのだ。
一体どこで選択を誤ってしまったのだろうか。
私はただ「ポケモン」をプレイしていただけだったのに。
もう既に長男は「エメラルド」をプレイし、ホウエン図鑑完成へ向けて着実に歩みを進めている。
もはや一家離散は時間の問題である。
そして、遂にその時はやってきてしまった。
それが地獄への第一歩とは知らず、交換を持ちかけてきたのだ。
私は非情な運命を呪いながら力なく頷くしかなかった。
だが、これが長男と交わす最後の言葉になるかもしれないと涙をこらえる私の目に飛び込んできたのは、トレードセンター内に佇む二人の女の子の姿であった。
お前もかい。
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。
エメラルド始動
こんにちは、「ゆりろは」です。
話題沸騰中の「アストロシティミニ」の購入を妻に相談した所、「一瞬視線を向けられたのみ」という反応をされてしまった中年ポケモンプレイヤーである。
さて、「ルビー」で成すべき事を終え残りの26種類捕獲の為だけの「エメラルド」の冒険が幕を開けた。
今回は気分を変える為に主人公を女の子にしてみた。
それ以外の理由は特にないのだが、冷静に考えてみると、40のおっさんがゲームで自分の分身として女の子を設定するとは色々とヤバめな気がしてならない。
万が一妻に見付かった場合、一瞬すら視線を合わせてくれなくなる可能性も考えられる。
そして次第に夫婦の会話すらなくなり、行き着く先はそう、いわゆる「ポケモン離婚」だ。
しかしもう遅い。
私は彼女を選んでしまったのだ。
このままホウエン地方での逃避行を続けるしかないのである。
という訳で、二度目のホウエンの冒険を始めたのだが、やはり主人公の性別を変えた程度の刺激では新鮮味は得られそうもない。
しかし今回も私が選んだ御三家は「アチャモ」だ。
こんなご時世だ。やはり浮気はリスクが高過ぎる。
リスクマネジメントはデキる大人の基本である。
理由としては、御三家を変えた所で劇的な変化は見込めはしないし、最短距離でクリアを目指すのなら使い慣れたポケモンの方が都合が良さそうだからだ。
それに今回の真の相棒は別にいるのだ。
そう、「イーブイ」である。
既に「ルビー」で新たな卵から孵し、こいつを一刻も早く手懐ける為にモンスターボールが使えるようになった途端に交換したのだ。
ちなみに、この「エメラルド」も「でんちぎれのためにとけいがうごかなくなりました」だ。
またしても、どちらに進化するかは神のみぞ知る状態である。
プレイする目的はあれどモチベーションを上げる要素としては弱く、半ば義務的に物語を進め、力なくボールを投げつけている。
今のところ、行く先々でたまに怪しい風貌の中年に声を掛けられる程度の違いがあるのみだ。
現実世界で同じ事が起きれば通報すべき案件である。
そんなストーカー案件以外に「ルビー・サファイア」との差違を感じる事は出来ていない。
だが、こんな序盤で判断するのは早計だ。
今回は物語に「レックウザ」が大きく絡んでくるとの事なので、これからを期待したい。
それに、何と言ってもクリア後に楽しめるようになる「バトルフロンティア」の存在も大きい。
図鑑完成には関係してこないだろうが、これだけで一本のソフトができるくらいのボリュームだというから純粋に期待が膨らむ。
とにかく「エメラルド」に於いてもホウエン図鑑を完成させなければ、ジョウト御三家は貰えない。
「ルビー」との通信交換にて、そのほとんどを埋める算段だが、なるべくその回数を減らせられるよう「エメラルド」でもある程度、捕獲しておきたいところだ。
なぜなら面倒臭いからである。
社会人として、3人の子を持つ親として、通信交換以外にもすべき事は山のようにあるのだ。
そんな事ばかりに気を取られている訳にはいかないのである。
それなりにレベル上げもしなくてはいけないし、「アンノーン」だってまだ全種類集めきっていない。
そして何より「アストロシティミニ」を買ってもらえるよう、妻のご機嫌取りにも励まねばならない。
いずれにしても一刻も早く全国図鑑を完成させ、「バトルフロンティア」を満喫したいと思う。
思うのだが、そもそも「バトルフロンティア」って何?
にほんブログ村
ポチッとして頂けると何よりです。